9784575843415

第二次性徴期——それは、子供から大人の体へと変化していく多感な時期です。
過ぎ去ってしまえばちっぽけでも、彼らはコンプレックスに真剣に悩んでいます。
下ネタ満載、だけどちょっとほほえましくて、笑っちゃう。
中学生たちのきらめく日常をのぞいてみませんか?

無料で立ち読みする

中学生たちの悩み

この『中学性日記』は、毎回主人公が変わるオムニバス形式で進んでいきます。

ひとりひとりが違うように、コンプレックスも多種多様。
振り返ればきっと、恥ずかしくて死にそうになるようなことも平気でしちゃいます。

だって、過渡期にある彼らは今がすべてで、その今に一所懸命なんです。

無料試し読みの詳細へ

1話目のタイトルはずばり、「杉田くんとおっぱい」です。
ブラジャーが大好きな杉田くんと、大きい胸がコンプレックスの野口さんが登場します。

杉田くんはある日、野口さんの胸の形がおかしいことに気付きます。
彼はブラジャーが好きすぎるあまりに、
日頃から制服から透ける女子のブラジャーを観察しているんですね。

小学生からのブラジャーフェチなので、シーズンの新作を見抜いてしまうほどの才能。
大きなおっぱいに喜ぶクラスメイトを横目に、杉田くんは新作ブラに興奮を隠せません。

なんというか、限りなく変態的なんですが、いやらしくはないんですね。
これぞ中学生という無邪気さに笑えます。

無料立ち読みはこちら

そんな杉田くんは、偶然野口さんの秘密を知ってしまいます。
彼女は大きい胸が恥ずかしいあまりに、さらしを巻いて隠していたのです。

今時さらしって…!

と思いましたが、どうやら母親が他界しているために誰にも相談できなかった結果らしく。
泣き出す野口さんに、杉田くんは言うのです。

「お前のブラ、俺が選んでやる!!」

キリッとかっこいい顔をしてますが、アウトですよね。
彼女でもなんでもないクラスメイトのブラジャーを選ぼうというんですから。

真剣にブラジャーを吟味する様子に、ちょっとヒキ気味な野口さん。
でも次第に、自分のことでもないのに一所懸命な杉田くんに好感を持ったようで?

翌朝、クラスの女子が野口さんのブラで盛り上がっている中。
ふたりのアイコンタクトになにかが生まれそうな予感がしてワクワクしてしまいます。

体のことでコンプレックスを抱えた中学生たちが、
ちょっとおかしな趣向をもつ子たちに感化されて悩みを乗り越えていくこのマンガ。
絶妙なオチに思わずクスッとしてしまいますよ。

スマホで立ち読みする

甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる

作者のシモダアサミ先生は、性のコンプレックスをリアルに描くのが本当に上手です。

前作の『mon*mon』では、
30代男女の欲求不満をエロと笑いで見事に描き切っていました。

『中学性日記』ではその秀逸なセンスが、芽生え始めた性として如何なく発揮されています。

無料試し読みの詳細へ

コンプレックスも性癖も、「ありそう」なんですよね。
変わった考えの子も多く登場するんですが、キャラになりすぎていないところがツボです。

2話目では、陰毛が生えてこない男子とフサフサすぎて悩んでいる女子が出てきます。
男女の立場が変わると、陰毛の存在価値がこうも真逆になるのか…と感心しました。

下の毛のコンプレックスの話から、
フサフサな女子への憧れが恋に変わっていくあたりが、とても面白い展開でした。

本人は真面目なんだけど言っていることは限りなく変態、な告白の仕方に吹き出します。
本当に、オチが見事なんですよ! 何回読み返してみても、同じシーンで笑えます。

各話の終わりから次話へ続くページに、ノートの片隅に描いた風の後日談が載っています。
たった一コマなのに、あっさりとやられちゃいます。

どうぞ、かわいくておバカで、ちょっとなつかしい世界をのぞいてみて下さい。
クラスの中にきっとひとりは、あなたを見つけることができるはずですよ。

無料試し読みへ