neobk-1622693

無料試し読みはこちら

「SEX PISTOLS」のあらすじ

著:寿たらこの描く「SEX PISTOLS」はなんと言ってもその設定に度肝を抜かれます。
ざっくり言うと「男同士で子供が作れる」という事。

最近流行りのオメガバースとよく似ています。
私はよくわからないので、どちらが先にあったのか、オメガバースを参考にしたのか、それとも違うのかというのはよくわかりませんのでそこは割愛させていただきます。

主人公、円谷ノリ夫は平平凡凡な高校生。

無料試し読みの詳細へ

16歳になって取ったばかりのバイクの免許で、試しに家の庭でアクセルを踏んだらそのまま壁に激突するというなんともアホな事故を起こし生死の境をさまよう事に。(実際は左足骨折で全治一カ月)
退院してみると、周囲の人間がノリ夫にはがらりと様変わりしているように見えた。なんと、人間ではなく動物に見えるのだ。

そしてあろうことか、ノリ夫は電車に乗れば痴漢され、校内一のマドンナには露骨に言いよられ、生きてきた16年間で人生最大のモテ気到来。
しかしノリ夫には人間ではなく全ての人々が動物の顔をしているものだから素直に喜ぶ事も出来ない。

部活の先輩にまで言い寄られ、ラブレターやらお守りやらをプレゼントされるものの、そんな彼も熊にしか見えないノリ夫。
ノリ夫には熊にしか見えない先輩は「決して斑目兄弟には遭っちゃいけない。とくに斑目国政! あいつは野獣だ!」と告げる。

先輩に忠告をされたノリ夫は帰宅する為に電車に乗っていると、電車の揺れにバランスを崩して思わず倒れそうになり、一人の男の背中に藁にもすがる思いで縋りつく。
その男こそ、先輩の言っていた「野獣」、斑目国政だった。

スマホで立ち読みする

そうとは知らないノリ夫は、しがみ付いた男に急に引き寄せられ、くんくんと臭いをかがれる。
そしてそのまま行き成り肩に担がれると、「お前が噂のプレミアかぁ、悪くねえな」という謎の言葉と共にトイレまで拉致される。

抵抗しようにも抱きしめられて、国政から香る匂いにくらくらとするノリ夫はまともに抵抗すらできない。
そんなノリ夫に国政はマーキングと称して顔射されたあげくに出されたものを顔全体に塗り込んできた。

呆然自失のノリ夫に構う事なく国政はノリ夫の個人情報を控え、「明日迎えに行く。逃げても無駄だ。ムダなことするなよ」という言葉を残し去っていく。
次の日、学校へ行きたくないとノリ夫が泣いている所へ、自宅まで国政がやってくる。昨日の行いに対しての心にもない詫びの言葉と共に、彼は一冊の冊子をノリ夫に差し出して「これを読め!」と告げてくる。

そこには、何故ノリ夫が突然動物が見えるようになってしまったのか。何故周囲の人間に好かれるようになってしまったのか。その理由が書かれていた――。

事故をきっかけに先祖返りした元猿で現在は猫のノリ夫くん。先祖返りは特殊な為、プレミアと呼ばれる存在になったわけです。

重種と呼ばれる貴重種の斑目国政は、重種な為に繁殖力が低い。その点、先祖返りである元猿のノリ夫くんは元が猿な軽種のため繁殖力も兼ね備えているので当然子孫を残すためにはうってつけです。恋なのか、それとも本能なのか。
俺様×おバカ系元気っ子という王道の二人。

「SEX PISTOLS」の原点である一巻を是非読んでみてはどうでしょうか。
ちなみに私は、1巻の後半から2巻にかけてのメインを担当する斑目兄弟の兄とシロのお話が好きです。

本編を無料試し読み