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全てを奪われながらも強大な敵へと果敢に挑む更紗と、そんな彼女を支える為に命を懸ける仲間たちの物語。少女マンガでありながらダイナミックな画風と、たくさんのの魅力的なキャラクターが登場する田村由美先生の名作「BASARA」。

コミックスは全27巻までが刊行され、ドラマCDやTVアニメ化もされました。

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BASARA(田村由美)のネタバレ

20世紀末に世界が崩壊した300年後の日本。

生き残った人々は、長きに渡り王族らの圧制に苦しめられてきました。
その時、預言者ナギにより白虎村に人々を救う“運命の子供”が生まれると託宣されます。

運命の子供は、双子の兄妹として生まれた兄タタラ。そんな兄に対し妹の更紗は、自身を“要らない子”とさえ思い育ちました。

ですが2人が15歳の誕生日の日、国王(鬱金王)の息子である赤の王の軍勢によりタタラは殺されてしまいます。
兄の思いを受け継ぎ人々を救うため、妹の更紗は「殺されたのは妹の更紗、タタラは生きている!」と名乗りを上げて、タタラの身代わりとなるのでした。

滅ぼされた白虎村の生き残りとして、僅かな仲間たちと共に王を倒す戦いを始めたタタラ(更紗)。
彼女の必死な思いや行動によって、多くの人々が心を動かされ、そして仲間になってゆくのです。

そんな戦いの最中、タタラは女の更紗の姿である時に背中に奴隷の烙印を捺された青年・朱理と出逢い、何時しか恋に堕ちてしまうのです。
ですが、2人のそれは許されぬ恋でした。
戦いは激化し、さまざまな人の思いや思惑が交錯しながら、タタラを中心に人々の絆は大きなうねりとなって王族へと襲い掛かってゆくのです。

自由を求めるタタラ軍vs人々を虐げていた国王軍。自由を賭けた戦いは今、火蓋が切っておとされたのでした。

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BASARA(田村由美)の結末

予言をされていた運命の子供。実は、それは兄タタラではなく妹の更紗の方だったのです。
両親は人々の希望である運命の子供を守るためにと、兄を身代わりにし更紗を隠していたのでした。
そんなことなど知らない更紗は、兄タタラとして必死に戦い続け、何時しか更紗こそがタタラ以上の運命の子供となっていたのです。

こうして兄の身代わりとして、男のタタラを演じ続ける更紗。
そんな彼女は女である更紗の時に、朱理と言う名の青年と恋をします。
ですが朱理こそが白虎の村を襲い、兄タタラを殺した張本人・赤の王だったのです。
互いが敵同士であると知らず惹かれあい、身体を重ねてしまう2人。

朱理は王家に災いをもたらすと予言されたため、赤ん坊の頃父王により“見せしめ”として背中に奴隷の烙印を捺されてしまうのでした。
そんな朱理だからこそタタラを殺すことで父王を見返し、自分を含めた予言そのもの全てを否定したかったのでしょう。

また最終巻にて掲載されている外伝では、朱理の曽祖父である13代目国王である獅子王とタラ、更紗の曽祖父となる玄象(げんしょう)との因縁が描かれているのですその外伝により更紗と朱理、2人の出逢いが偶然ではなく運命で有ったのだと読者は知る事となるのでした。

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BASARA(田村由美)の感想

一種の国盗り戦記とも言える「BASARA」ですが、更紗と朱理に代表されるように、思わず胸が熱くなるような恋愛要素が所々たくさん有ります。

幼い頃の更紗を救うため片目を失った揚羽(帰蝶)、その後も彼は更紗を助けるため、文字通り身体を張って守り抜いてくれました。
スパイとしてタタラ軍に潜入していた蒼の王・浅葱は、タタラが更紗であることを知りながら徐々に彼女に惹かれ、何時しか生き方や考え方さえ変えられてしまいます。

他にも海賊団を率いる女頭領・茶々の横には座木(ざき)が、朱理の親友・四道の横には千手姫と、皆が命がけで誰かを守り愛し抜くのです。

どこまでも熱い少女マンガ「BASARA」、そんなタタラたちの“運命”や“戦い”を一緒に体験しませんか。

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