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表紙の格好良いスーツ姿に惚れて読んでみました。
まさかのチンピラものでした。
でも格好良い登場人物ばかりで、面白かったです。

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囀る鳥は羽ばたかないのネタバレ

まず最初の「影山」(攻)と「久我」(受)のお話でした。
影山は眼鏡が似合う町の内科医で、久我は町のチンピラ。

ヤクザの八代が「狂犬君」の久我を気に入るもなかなかなびきません。
ある日八代の部下たちが借金のかたにアパートを解約し久我を拉致るも、逆にぼこぼこに血祭りにあっているところへ手先は不器用だが腕力のある医者の影山が呼び出されます。

影山が声を掛けるもかなりイッてしまっている久我は殴りかかろうとするも、ボディー一発で久我をのしてしまいます。

病院で八代が影山のことを伝え、影山をじっと見つめて近づく久我。え?もうキス?と思うや否や頭突きでした。

「頭に血が上るとどうにもとまんねんだよ。」
との久我のセリフは煮えたぎってる感が、とても格好良かったです。

住むところを追われ、カード等全てとられた久我は影山に預けられます。

そして段々わかってくる久我の生い立ち。10年は施設に入っていて、少年院上がり、身体にはかなり多数の親からの根性焼の痕を目にします。

そして影山のケロイドフェチ。

そして二人の絡み。エロかったです。二人ともスゴく素敵なキャラクターなので目が離せませんでした。

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囀る鳥は羽ばたかないの感想

本編はこの二人ではなく、真誠会の若頭で真誠興業の社長の「八代」。

もと警察官でもと被虐待児で八代の付き人兼用心棒の寡黙の「百目鬼」。

この二人のお話でした。

そして八代のSも入ったドMの変態更には誰とでも寝る「公衆便所」で淫乱て…めちゃめちゃエロすぎました。
しかし部下には手を出さない主義?だが、百目鬼は正にタイプのどストライク。

しかし

百目鬼は性的不能者でした。それだけに百目鬼をいじる場面もエロかったです。

そして百目鬼は八代の美しさを崇拝し他人の目も気にせずにじっと見つめて誉め称えます。実は八代がずっと好きだったのは影山だったことに気付き八代への想いから、影山に腹を立てたり…切ないです。

そんなある日、八代が襲われ怪我をします。百目鬼は八代を守れなかったケジメでなんと小指を落とします。
救急車の中でブルブル泣いていた百目鬼を茶化す八代に百目鬼からの一言。
「頭を失うと思ったら、次は絶対に守ります。」
思わずプロポーズみたい、と思ってしまいました。

ここからほんの少し強引になっていく百目鬼が良い!そしてそんな百目鬼に対してタジタジに動揺する八代も読んでいてドキドキします。

【番外編】

あとはなんといっても、八代と影山の高校時代のお話も良かったです。
二人の原点ではないけれど、原点の構築されていくのをしみじみと感じました。
それにしても影山の鈍さはなんなんでしょう。
恐らく言葉の意味というものは、そのまま捉えるタイプなんですね。しかし八代の可哀想なこと…!

とにかく八代が格好良いです。サラサラの髪にイケメンで飄々としつつも奥に何かを秘めている感じがたまりませんでした。
ダークな話のなかにあるユーモアもたまらなく面白かったです。
話がヤクザの話だけによくわからないかなー?と思いましたが、すぐに引き込まれてしまいとても面白かったです。

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